皇甫嵩

皇甫嵩 皇甫嵩

皇甫嵩
若い頃から文武に優れており、黄巾賊討伐では張梁・張宝を打ち取る大活躍を見せている。また、病死した張角の棺を壊し、首を洛陽へ送るなどの徹底した討伐成果が認められ、左車騎将軍まで昇格し、八千戸の食邑を与えられた。皇甫嵩の特徴として、部下や民に非常に思いやり、人間味あふれる人物であったことも挙げられる。戦乱に苦しむ民の負担を軽くし、部下に対しても恩寵を施し、汚職をした官吏すらも許したとされる。後に華歆は皇甫嵩のことを「数々の戦功を挙げながらいずれも同僚の手柄とし、自らの戦功を論じることがなかったため、恨みや禍とは無縁であった」と称賛している。
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